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リバースモーゲージについて

リバースモーゲージの問題点

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かねてから日本の高齢化問題は深刻な問題として認識されていました。しかし、そうであるにも関わらずリバースモーゲージという制度が低迷し続けた背景には、この制度が持つ問題点を挙げることができます。まず一つ目の問題点として、リバースモーゲージそのものが持つ三つの大きなリスクです。一つは「融資期間の想定外長期化リスク」であり、これは利用者が契約時に想定した期間を超えて長生きし、その存命中に借入額が限界を迎えてしまうといったものです。もう一つのリスクは「不動産価格下落リスク」で、これは担保とする住宅が契約期間中にその価値を下落させてしまうというもの。最後は「金利上昇リスク」で、想定外の金利の上昇によって担保割れが生じてしまうといったものです。こうしたリスクは貸し手にとって非常に不利なものであり、そのためにリバースモーゲージへの取り組みを長く停滞させる状態が続いてしまったと言えるでしょう。

リバースモーゲージの問題点としては「家屋の寿命が短いという日本特有の問題」も挙げることができます。中古住宅における市場は流通が望ましい状態であるとは言えなく、また、家屋そのものの価値が年を経るごとに著しく低下してしまうケースも珍しくありません。これは「モーゲージローンと住宅の財産家について」でも触れたように、日本人の住宅に対する意識が問題の根本的な原因ともなり、それによってリバースモーゲージ提供者が大きなリスクを負わなければならなくなるわけです。こうした問題は現在もなお存在し、これらがリバースモーゲージの有用性を殺してしまっている一因であると言えるでしょう。